15「拡大」がなぜ神戸青年会議所にとって必要か。これを自分に落とし込むことから私の委員長としての役割は始まりました。前年度の拡大は新型コロナウイルスの影響を受け、予定していた事業を開催することができなくなったり、WEBでの開催に切り替えたりしている姿を目の当たりにしていたため、拡大活動に対する不安は多くありました。委員長に選んでいただいてから1つ決めていたことは、決して下を向かないこと。自分にコントロールできないことに落ち込んでも明るい未来はないと思い、これを決めました。たくさんのメンバーに支えられ、拡大活動をおこなっていく中で、メンバーの絆は深まり、私たちをより強くしてくれました。このような危機的状況においても前を向いた活動ができた私たちは、これから先も助け合える仲間となれたと想えるような年でした。一人の力はわずかですが、人が集まれば2倍にも3倍にもなることを確信しました。委員長に「新入会に主体的に動いてほしい」といわれた時、最初はどうすれば貢献できるのか分からなかったが、青春の居酒屋に向け「今年度、新入会として入会してよかった。」と想ってもらえるよう仮入会の輪に積極的に関わっていった結果、司会でありながら担当チームの演目終了後、感極まって泣いたこともいい思い出です。仮入会に最も近い立場にいるからこそ新入会としての役割の大切さを実感した、かけがえのない1年となりました。委員長河島 諒 Kawashima Ryo新入会員中島 圭一 Nakajima Keiichi会員拡大特別委員会
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