神戸青年会議所 ANNUAL REPORT 2021
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Nonomura Mitsunori4第63代 理事長野々村 充教2021年度は新型コロナウイルスの影響が大きく残る状況での活動スタートとなりました。これまで当たり前であったことがあたり前にできない世の中へと一変し、人々の価値観や働き方が変わりました。神戸青年会議所は、この変化を前向きに捉えて、疲弊した経済や社会を新しい視点で地域の未来のために、革新的な切り口で変えることができるイノベーターであるべきだと考え、2021年度のテーマを「Innovater革新的な新時代を」にさせていただきました。すべての人々が活躍できるまちにイノベーション誰もが自分らしく生きられる社会の構築を目指して、障害者雇用の促進に取り組みました。5回の勉強会や超短時間雇用の促進をおこない、結果として125社に障害者雇用受入宣言をしていただきました。また、メンバーのジェンダー意識を高める目的で育LOM宣言をおこない、ジェンダー平等取組動画配信や誰もが参加しやすい委員会運営に取り組みました。まちの魅力をイノベーションまちを活性化させるロールモデルの構築を目指して、デジタルスタンプを活用した「神戸はいからスタンプラリー」を開催しました。5カ月間に約10,000人の方々が店舗を利用していただき、神戸のまちに大きな経済効果を生み出すことができました。20年目となる「Kobe Love Port・みなとまつり」は入場者数を場内5,000人に制限し、アルコール飲料提供中止という選択をして開催しました。2日間で延べ約25,000人、WEB配信も13,000回再生となり、多くの皆様にご参加いただくことができました。皆様に多大なる賛同と協力をいただいたおかげで開催することができ、コロナ禍でも安全に開催できる方法があるということを社会に発信できました。神戸の未来をイノベーション起業を将来の選択肢としてもらう目的で、大学生を対象に5回に亘るプログラムを開催しました。一堂に集まることができない状況の中でも多くの学生がオンラインで参加してくれました。結果、今年度以降もETSサークルとして活動を継続していける仕組みを構築できました。また、20年前に「夢と希望に溢れた魅力あるまちづくり、心豊か理事長報告

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