2022年度_事業報告書
6/48

4Annual Report2022「RENEW~夢を描き挑戦しよう~」というスローガンに込めた思い。それは、新型コロナウイルスの影響を受け、2年間、事業や例会が中止を余儀なくされたり、WEBでの開催になったことにより、溜まったみんなの想いを一気に爆発させることにありました。WITHコロナの新たな出発点となる1年にして欲しい。改めて、自分や家族、仕事、神戸のまちにとっての夢をもう一度メンバー自身が自分の頭で考えて欲しいと思ったからでした。夢を描かない限り、いかなる行動にも移せないのです。「まちの未来に向けて夢を描く」神戸のまちの魅力とは何か、それは、港町として様々な国際的文化を寛容に受け入れたことによる多様性から生じるオシャレさにあると考えます。そこで、アフターコロナにおけるインバウンドの再開を見据え、旧居留地である京町筋を歩行者天国とし、神戸のまちのオシャレさに合う、現代アート、ファッション、車、フード、ジャズ、ミュージック、ミュージカルなどのカルチャーを発信するAutumn Festival in KOBEを開催しました。当日は、3万人をこえる人にお越しいただき、神戸市外だけでなく県外から人の回遊性を高めることに成功しました。そして、第21回となるKOBE Love Port・みなとまつりを開催しました。昨年度大成功となったみなとまつりと同様に、市民の生活発表の場、市民のためのお祭りという位置づけを明確にすると同時に、仮想空間におけるアバターを用いた最先端のみなとまつりとなりました。二日間で延べ7万人、WEB視聴が9,000人と大規模なものになりました。シークレット花火も大成功となり、神戸のまちに大きなインパクトを残すことができました。「青少年の未来に向けて夢を描く」在神大学生と在神企業、行政が、企業や神戸のまちが抱える課題の解決方法を、1年に渡って一緒に考え、その過程で人間関係を構築しながら、プレゼンテーションをコンペ形式で発表した産官学連携事業を開催しました。また、在神大学生が、みなとまつりやAutumn Festival in KOBEにおいて、在神企業の物販活動や神戸青年会議所の奉仕活動を一緒に行ったJCI神戸ユースを開催しました。これらを通して、多くの在神大学生が、神戸の魅力を知り、在神企業に興味をもち、在神企業や行政の人々との人間関係を作ることができたと思います。また、在神小学生における理科の成績が全国平均より低かったことから、在神小学生に体験型の理科学習をしてもらい、理科に興味をもってもらいたいという思いで「大科学博士になろう」を開催しました。1,000人を超える小学生が参加し、在神企業や行政から多くのブースを出展していただくことができました。このイベントは来年度以降も別の団体に引き継ぐことができ、JCらしい事業となりました。さらに、9月の市長例会では、教育という切り口から市長とディスカッションを行って、地域で取り組む青少年の育成に関して意見交換をすることができました。 「交流の未来に向けて夢を描く」新型コロナウイルスの影響によりHJJCCはWEBとなりましたが、設営の工夫もあり、自己紹介と共に行ったKonishi Takeshi第64代 理事長小西 毅理事長報告理事長報告

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る