【若い力90号】神戸で輝く 働く女性 特集vol.02 尾崎 好子さん

【若い力90号】神戸で輝く 働く女性 特集vol.02 尾崎 好子さん

女性が社会進出して久しいですが
まだまだ働きづらい社会だといわれています。
そこで自立して社会で活躍している女性に
「働くこと」「起業すること」「家庭との両立」などについて
どのように考え、経験されてきたのかうかがいました。

 

 

Q:なぜ起業したのですか?

私は子供のころから病弱で入退院を繰り返していました。アメリカで入院したとき、そこで医師をサポートし医療業務を円滑に行なう医療秘書に憧れました。その後、10年間の病院勤務を経て、これからは日本にも質の高い医療秘書や職員が必要だと強く感じました。そして、全国の大学・短期大学で医療秘書養成講座の講師をやった後、質の高い医療職員の普及と育成をするために資格を発行する組織が必要だと考えて、起業しました。

Q:起業する際に苦労したことはありますか?

今まで経験できた全てのことが楽しく思えます。色々な方とのご縁で苦労を苦労と思わず助けられながらここまできました。一つあげるとすれば、現在医療職員の資格を目指している方は女性が多いですが、男性の需要も増してきていて、男性に資格を取得していただきたいと考えているので、男性の目線に立って、想像力を働かせて企画を立てるのに苦労しています。

 

Q:神戸市に求めることはありますか?

現在、神戸市はポートアイランドを中心に医療産業都市を推進し大きく発展しています。その中で神戸空港との連携をもっと強めることが必要不可欠だと思います。神戸市には神戸空港の利用方法を考えて医療産業の発展につなげてほしいです。

 

Q:ご自分で神戸に貢献されていることは何だとお考えですか?

ハローワークからの仕事で医療秘書・医療事務の講師をさせていただいています。医療現場で働きたいと希望する方を質の高い医療職員に育成し、資格を発行することは、医療産業都市の発展と雇用の促進につながると思っています。「神戸に貢献」という大それたことができるかわかりませんが神戸に貢献できたと胸を張れるように今できることをがんばります。

 

Q:神戸JCに期待することはありますか?

40歳までの青年経済人の方々には私たちにない新しい発想や行動力があると思います。神戸青年会議所にはもっともっと神戸を活性化し、活躍していただきたいです。当協会もできることは何でも協力していきたいと思っています。これからの活躍を期待しています。

 

■Profile

尾崎 好子 さん
一般社団法人 医療教育協会 代表理事。
一般社団法人 医療教育協会は、質の高い医療管理および医療秘書教育を行い、資格発行を通して優秀な医療職員を病院をはじめとする医療福祉現場に輩出している団体です。
http://www.iryo-k.org/

 

 

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