常任理事・各室紹介
理念共感室
室長(担当常任理事):松井 隆昌
担当委員会

神戸青年会議所は「明るい豊かな社会の実現」という理念を掲げ社会の課題を解決し、持続可能な地域を創る運動をおこなってきました。しかし、その理念の浸透が十分でなければ、メンバーの青年会議所活動は、社会に十分な価値を提供することができません。メンバー自身の個性が輝く自走型の組織へ変革をするためには組織内に理念をより浸透させる必要があります。
理念共感推進委員会が実施する2月例会では、理念に基づいた運動を展開できる人財を育成する組織の基盤を創り上げるために、組織における理念の必要性、その内容や意味について理解の促進をおこないます。そして、理念を日常の行動や事業構築にどのように落とし込むかを再確認する機会とし、メンバー一人ひとりに理念浸透が進んだ状態を早い段階で明確に示すことによって、理想を目指し、力強い運動を展開するための意識改革をおこないます。また、本年度は新入会メンバーを主な対象として、JCに対する理解度を高めるアカデミー事業を通年で実施します。入会して間もないメンバーに対して、JCの理念への理解を深めて行動に移せるような学びの場を提供します。その行動が定着化することで、新たな組織風土の醸成が図られ、LOMがより強い組織になるための一助とします。そして、理念に共感するメンバーをひとりでも増やし、持続可能で誰もが活用できる教育システムとして次代に引継ぎます。
理念共感室は、不確実性の高い時代を生きる青年経済人が多様性と持続可能性のある社会を創造するための環境づくりをおこないます。また、メンバーそれぞれが理念に沿って自主的に考え、対話をすることにより、他者と協働する多様な価値観を受け入れる寛容な組織文化をもたらします。そうすることで、JCI神戸の理念に共感し、一貫した行動で運動が自律的に展開していく、世の中で最も必要とされる自走型組織へ変革し、誰もが幸せを実感できる組織を創造します。
周年室
室長(担当常任理事):川崎 弘真
担当委員会

神戸青年会議所は1958年の設立以来、その歩みを止めることなく神戸のまちの発展に尽力してきました。神戸のまちを愛し、奉仕の精神で活動するJAYCEESとしての不変の志は、歳月を重ね、千変万化の今こそ輝きを増します。この志を我々までつないでくださった先輩諸兄姉への感謝と、時代に則した社会課題の解決策をまちに示すことで、明るい豊かな社会を目指す我々自身の起点を改めて認識する必要があります。
65周年推進特別委員会は、記念式典において、JCI神戸の軌跡を振り返りながら先輩諸兄姉との対話をおこない、世代を超えた共感の輪によって、ALL KOBE JAYCEESとしての団結力を強化します。時代は違えど、JCの名のもとで青春のときを過ごしてきた同志らとの絆を礎に、未来に向けた上下一心の契機とします。
また、65周年記念事業では、日本の経済や社会の発展に貢献され、現役を退いた世代の方々と、神戸のまちの未来を担っていく子どもたちとの多世代交流型の事業をおこないます。世代間による価値観や背景の違いこそ、社会における多様性であり、本事業を通してすべての世代の人々の個性が活きる仕組みへと昇華させることで、人々の良さが循環し合う未来の社会を描きます。65周年という節目に、人のもつ価値が年代を超えて交差する機会を創出し、市政への提案と次代への継承をおこないます。
過去や未来を想うとき、我々は、想像力に頼ります。社会や人を想像することで、未経験の事柄から多くの気付きや学びを得ることができ、他者を想うことで優しさも生まれます。周年室では、「想像すること」を片時も忘れず、事業構築における想定能力を高め、社会に与えるインパクトを拡大し、メンバーの発展と成長の機会を最大限のものにします。そして、自己の経験や固定概念に囚われることなく、自身の枠を超えていくことで、異なる時代や境遇、価値観までも自由自在に行き来し、新しい自分を創造します。
会員開発室
室長(担当常任理事):平井 陽介
担当委員会

価値観が多様化する現代において、メンバー一人ひとりが成長できる組織とは様々な考えを受けいれ、組織としての理念をもって行動していくことから始まると言えます。組織として進むべき方向性を示し、まちから必要とされる組織へと飛躍をするためには、質の高い学びの場を提供し、JC活動の理念に共感したメンバーを入会へと導き、組織を強化する必要があります。
会員拡大特別委員会では、JCI神戸が地域のための運動を展開し続けるために、運動を起こすメンバーが自律的に集まる仕組みを作る必要があります。我々が実施している事業に共感した青年経済人が、主体的に入会を希望する組織風土の醸成が求められています。JCの理念のもとに仮入会希望者を集い、活動の意義に触れる多くの機会を創出することで、本入会する際には全員が理念に共感し未来のリーダーとなれる人財を育成します。
例会委員会は、例会の意義や目的をメンバーに伝え、出席率を向上させることで相互研鑽の場となる必要があります。また脈々と受け継がれてきた歴史を大切にしつつ、新たな手法を取り入れることで、多様化するメンバーの環境に対応できる場にします。新年互礼会では他団体との、相互理解と信頼を築いてこられた諸先輩兄姉や来場者の皆様へ日頃の感謝を伝え、65周年の節目の年として理事長基本方針に共感し、メンバーが幸せを描くことのできるきっかけとなる場とします。
会員開発室では、想いを込めた運動を展開することで、より多くの人から共感を得られるよう活動します。メンバー全員がJAYCEEとして誇りを持ち、積極的に運動を展開していくための組織作りの一助を担います。またメンバーが理念に共感し、利他的で自由闊達な議論ができる風土をつくることで、組織力が最大化し輝き続けます。そして、相互研鑽の場を提供することで組織を牽引する未来のリーダーとしての自覚を持ち、主体的に仲間の幸せのために行動できる人財を創出します。
地域開発室
室長(担当常任理事):鮑 耀宗
担当委員会

開港以来、世界の玄関口として日本の近代化を牽引した神戸は、美しい海と雄大な山
に囲まれ日常の中に異文化が溶け合う魅力ある港街として発展してきました。社会情勢の変化により、街の魅力や文化を体感する機会が減少している昨今、この街に住み暮らす人々が幸せを実感し、地域がより活性化するためには、JCI神戸が率先して神戸の持つ地域固有の素晴らしさや観光資源の魅力を市内外へ発信する機会を創出することが必要です。
「Kobe Love Port・みなとまつり」は、先輩諸兄姉の想いを承継しながら、夏の風物詩となるまつりとして地域に定着してきました。みなとまつり特別委員会は、第22回目となる本年、市民が主役となれるコンテンツづくりに着目し、参画していただくことで、思い出に残る笑顔溢れるまつりを創り上げます。また、時流に即した手法を用いてまつりの魅力を発信し、地域の絆を強固にする一翼を担う事業をおこないます。
神戸の魅力発信特別委員会は、神戸の持つ豊かな観光資源や多彩な文化を探求し、発信する場を創出します。神戸だから感じられる特別な体験を提供し、市内外の方々にもまた訪れたいと想ってもらえるような賑わいの場として認知を高めることで、街の回遊性が高まり地域の発展や地域経済の活性に寄与します。また、家族例会では、活動を支えてくれている家族へ感謝を伝え、地域をより良くしたいと想う仲間との時間を共有することで、JCへの共感の輪を広げます。
地域開発室では、自らが地域の魅力発信を担う事を自覚し、さまざまなカウンターパートと協働していきます。そして、既存の考えにとらわれることなく多様性を活かした自由な発想で新しい取り組みにも挑戦します。その挑戦が会員同志の相互成長を促し、活動の楽しさや参画意欲が高まることで、真のJAYCEESとして活動の意義を実感します。そこで得た経験を活かし、自走できる青年経済人へと成長していきます。
交流広報室
室長(担当常任理事):桐山 拓也
担当委員会

65年の歴史を誇る神戸青年会議所は、創始から脈々と受け継がれてきた先輩諸兄姉の想いを紡ぎ、神戸のまちや国内外の友好・姉妹JCと共に幾多の困難を乗り越えてきました。日々刻々と変化する社会情勢の中で、その想いを次代へと紡ぎ、地域とともに発展し続けるためには、我々がJCI神戸の交流の歴史を正しく理解することや、対内外を問わず、事業や活動に共感を生む発信をおこなうことが必要です。
交流委員会は、国内外の友好・姉妹JCとの交流の歴史を振り返ります。4月例会では、友好関係を結んだ経緯や数々の困難を共に乗り越えた活動内容に触れ、先輩諸兄姉が築かれた関係性やその経緯、育んできた友情への想いをメンバーへと伝えます。また出向の歴史やJCI神戸がまちにインパクトを与えた活動の歴史に敬意を表しながら、時代に即した交流の手法へとアップデートをおこないます。
広報戦略委員会は、市民が能動的に参画したくなるような様々な広報ツールを駆使し、事業目的に応じて発信手段を工夫することで、共感していただける広報活動を展開します。またメンバー向けに、同じ理念のもと活動する仲間の活動内容を可視化することで、メンバー同士が相互理解を深める環境を整えます。12月例会では、今年度の事業や活動内容を振り返り、JCI神戸の成長の歩みを共有します。さらに卒業生の経験や知識を、次代を担う現役メンバーの心に確実に刻めるよう、卒業生の活動の軌跡を辿ります。
交流広報室では、メンバー一人ひとりがJCI神戸の一員であるという誇りと自覚をもち、共感の輪を内側から広げる活動をおこないます。また我々が目指す市民を幸せにする運動に共感し参画していただけるよう情報発信を展開します。そのためにも長年友好を深めてきた友好・姉妹JCの仲間や市民との絆をより強固なものにアップデートし、地域の方々により一層身近に感じてもらえる、愛され、応援されるJAYCEEへと成長します。
総務室
室長(担当常任理事):内藤 誠泰
担当委員会

神戸青年会議所は先輩諸兄姉から受け継いだ想いと功績のうえに65周年という節目の年を迎えます。価値観が多様化する時代においても「明るい豊かな社会」の実現に向けて、発展的な議論を可能とする環境と、JCI神戸の運動の効果を最大化できる柔軟な発想を備えなければなりません。そして事業を円滑に実施することのできる盤石な組織体制を構築する必要があります。
総務委員会では諸会議においてリアルとWEBを両立させた会議運営を実施します。本質的な議論がおこなわれるよう事前に資料を精査し、各議案の精度を高めるとともに、事前意見を活用することで、活発な議論がおこなわれるための環境構築の一助とします。また、担当例会においては組織運営に必要となるメンバーの共感を高めるために何ができるかを探求し、よりよい人間関係の構築を目的とした学びを提供します。
財務規則委員会では財務とコンプライアンス両面において審査機関として各事業計画に対して、適切な判断と厳正な審査をおこないます。合理的な財務規則審査会の手法を構築し、各委員会に寄り添った会議運営を実施します。また、担当例会においては組織の構築を主軸とした学びの場を設えます。そして、各種大会について参加意義や大会の趣旨をし っかりと伝え共感してもらうことで、主体的なメンバーの参加を実現する取り組みをおこないます。協賛募集活動についても協賛企業とJCI神戸の活動の意義や目的について対話することで、JC活動への共感を創出します。
総務室は組織の中核を担う責任を自覚し、メンバーが柔軟な組織運営に率先して取り組んでいきます。また、JCI神戸が理念に基づく強固で強靭な組織としてあり続けるために、互いの価値観を尊重し、それぞれの職務に理解と敬意を表します。そして、各委員会が安心して参加できる魅力的な組織づくりに邁進することによって、自身の成長の機会とするとともに、メンバー同士の友情を育みます。
専務室
室長(担当常任理事):森 輝三章
担当委員会

神戸青年会議所は、1958年に設立し65年の節目を迎えます。幾多の試練を超えてきた先輩諸兄姉の功績を次の世代に引き継ぎ、JC活動の理解を深めてきました。将来の予測が困難な現代社会で今後もより良い社会の実現に向けた力強い運動を展開するには、メンバー全員が同じビジョンを描く必要があります。そして、メンバーが職務に集中できるサポート体制を整え、支援することで意欲的に活動できる基盤づくりが必要です。
専務委員会では、執行部が職務に注力できるように必要な情報を取集し、「気配り・気遣い」ある先を見据えた行動をとることで、アテンド業務の目的に共感と誇りを持って自発的に取組みます。次に、神戸を代表して出向するメンバーとの協力体制を整え、出向者支援会をはじめ、各種大会、出向者が参加する事業、神戸の地でおこなわれる職務に対して事業の目的を明示するとともに、LOMからの支援を手厚くします。
中長期ビジョン確立委員会では、メンバー全員でJCI神戸の中長期ビジョンを描き、65周年記念式典で対内・対外に発信します。担当例会では、JCI神戸の歴史を紐解き各種大会を主管した経緯や目的を学び共感することで、各種大会の誘致に対して気運を高めます。また、積極的に全国各地から情報を取集し、今まで以上に全国のJAYCEESとの連携を高めることで各種大会の誘致に向けた体制の構築と日本全国のLOMとより強固な関係性を築きます。
専務室は、対内外問わず多くの方と出会う機会が多いことから、メンバーを代表して参加している自覚と責任をもち、青年経済人として気品あるふるまいをします。また、両委員会の枠を超えて連携し支え合える運営体制を構築していきます。活動を通じて多くの方と触れ合い、その中で自己研鑽することで、JC活動の楽しさを実感し、共感し合えるかけがえのない絆を育みます。そして、利他の精神を持ち他のメンバーの模範となるJAYCEESとなります。