理事長らり旅夏の土曜日の朝。神戸市役所の南に位置する東遊園地は、多くの人が集まり活気立っている。それは農家の朝市「FARMERS MARKET」。ここでは、若者から子供連れの家族、また外国人など、様々な人々が公園の木々の下や芝生の上で、生産者との会話を楽しみながら買い物をする。9時半から販売される地産地消を応援する朝ごはんは、列を成すほどの人気だ。［FARMERS MARKET 概要］土曜日の朝に東遊園地で開催する朝市。農作物・海産物や加工品を生産者から直接購入できる。開催場所：東遊園地（神戸市中央区加納町6丁目） 開催時間：9:00～12:30（1-3月は、10:00-13:00）主催：EAT LOKAL KOBE FARMERS MARKET実行委員会（一般社団法人KOBE FARMERS MARKET／神戸市経済観光局）公式ホームページ：http://eatlocalkobe.org/farmers-market/一般社団法人神戸ファーマーズマーケット 理事 小泉亜由美さん農家さんと”ともだち”になりませんか？ この場では、お客様と農家さんだけでなく、飲食店と農家さん、同業者同士といった縦・横・斜めの様々な繋がりが生まれています。その繋がりから、お客さんが農家さんの田畑へボランティアに出かけたり、ローカルビールが生まれたり、農家さん同士でも苗や情報を交換したりと、皆が協力して”ともだち”になる事で、関わった人達がより良い方向へ向かっていくことを目的としています。 一方で、農家の平均年齢が高く、年々農家が激減していくなか、「ローカル野菜」「国産野菜」を、「私たちはいつまで食べる事ができるのか」といった深刻な問題が近々に迫っています。その中で、農家を目指している若い人達が、安心して農業で生活できることが大切で、そういった基盤を作る事が課題だと考えています。 「若い農家さんを買い支える事が、自らの健康を支える事に繋がる」というメッセージを発信し、この活動を通して多くの若い農家が成長する事で、神戸の農業の未来が明るくなってくれることを期待しています。 難しい話を抜きにして、ファーマーズマーケットに来て、農家さんと話して、“ともだち”になって欲しいですね！in神戸ぶ今回は東遊園地のFARMERS MARKETにいってきました！10Kobe JC Wakai Chikara Vol.94 2019
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