2026年度 各室方針
About JCI Kobe
地域連携室
室長(担当常任理事):大瀬良 健一
神戸青年会議所は、様々なパートナーとともに夏の風物詩となる「Kobe Love Port・みなとまつり」の開催を通して、神戸の発展を支えてきた港・海への感謝と、市民が世代や立場を越えて交流する場をつくり上げてきました。多様性に恵まれている現代において、まつりという機会は、人々の繋がりや一体感を生み出し、地域での交流を育むうえで欠かせません。神戸に住み暮らす人々が誇りを持って携われるまつりを継続するためには、地域を支えるあらゆる立場の人々が同じ目線で関わり、地域の力を結集してともにつくるまつりへと進化させることが必要です。
地域連携委員会は、誰もが参画できる地域のまつりをともにつくることを目指し、地元企業や地域団体、行政、在神大学が同じ目線で関わる、新たな運営体制を築きます。これまで地域でまつりを運営してきたパートナーも新たな体制に加え、その経験やノウハウを共有し合うことで、より厚みのある協働の基盤を構築します。また、開催地周辺の企業や団体とも密接に協働し、観光誘客に取り組むとともに、新たなツールの開発や、準備や企画の過程そのものを魅力として発信する方法についても検討します。こうした取り組みにより、来場者により豊かな体験を届け、まつりへの愛着を育みます。さらに、地域全体でまつりをつくる機運を高め、新しい挑戦を取り入れた運営体制を構築することで、創始の想いを守りながら、地域が協働して取り組める仕組みを次年度以降へと継承していきます。
地域連携室は、過去の歩みを受け継ぎながらも、時代に即した取り組みを進めるために、一つひとつの出来事に主体的に向き合います。狭い視野で物事を判断するのではなく、様々な人の価値観を取り入れ、人との繋がりから生まれる気づきを大切にしながら、新たな取り組みにも挑戦し続けます。その挑戦を礎として、地域が一体となって新たな未来を創造できる架け橋となることを目指します。
地域連携室


