2026年度 各室方針
About JCI Kobe
共創室
室長(担当常任理事):髙橋 千秋
神戸のまちは、開港以来、港から様々な人と文化を取り入れて発展してきました。異国の優れた文化を受け入れつつも、ただ真似をするのではなく、神戸のまちに合うように柔軟に変化させることで独自の魅力を築き上げ、発信してきました。今、神戸が直面する様々な課題に取り組む際にもこの受容と調和の精神に倣わなければなりません。まちの課題や特性を的確に見極めたうえで、全国各地で培われてきた英知を積極的に取り入れて活用し、神戸に適した解決方法を描いていく必要があります。
持続可能な運動共創特別委員会は、神戸のまちが目指す未来像を描き出し、その実現に向けて類似の課題に取り組む既存の運動を活用することでより高い位置からスタートできる仕組みづくりを目指します。各LOMや地域で成果を出した事業の調査研究を行い丁寧に紐解きます。その知見をいかして神戸の課題を深く掘り下げ、神戸のあるべき姿を見定めます。まちに必要とされる持続可能かつ自走可能な運動構築を目指し、再発掘した運動を神戸のまちにより最適化させる方法を探求します。こうして整えた道筋を、課題解決に取り組む人々と積極的に共有し、互いに巻き込み合って強固な協力関係を築きます。そして、調査・最適化した運動から一部を選定し、関係する人々と協力しながら、実際に神戸の課題解決を目的とする事業を実施し、実証実験を行います。そこで得た知見を活用することで、他の運動の質も向上させます。これらの運動を通じ、人々が一致団結し、各自の力を何倍にも発揮できる「共創都市神戸」の未来像を描きます。
共創室は全国に目を向け、未来へ繋がるより良い運動を追い求めます。神戸の未来にふさわしい姿を見極め、その実現に向けて一歩ずつ成果を積み重ねます。これまで各自で課題解決に取り組んできた人々を繋ぎ合わせて連携することでより大きな力を生み出していきます。そのために神戸内外を繋ぎ、人と人を結ぶ架け橋になることを目指します。
会員開発室


