【若い力90号】神戸港開港150年事業、Kobe Love Port ・みなとまつり

現在の神戸港

現在の神戸港は、コンテナ船の大型化に対応するため物流機能を沖合に整備。また2015年には、入港した外国客船が過去最高の42隻となった。
神戸市の面積約5570haに対して神戸港の港域面積は約9200ha。神戸における港の存在感の大きさがわかるだろう。

 

神戸港開港150年事業の紹介

開港150年を迎える神戸港は、開港以来、欧米から持ち込まれる文化の玄関口としての役割を担ってきた。そして神戸の街は港から入ってくるものを受け入れ、神戸独自の生活文化に溶け込ませ、それらはやがて日本全国に広まっていった。
本事業では、神戸港開港150年という歴史的なタイミングで、こうした神戸からはじまった“モノ・コト”に焦点を当て、イベントやPRを展開していく予定。それにより、神戸市民や日本全国の方に現代の日本であたりまえにあるものが神戸港からはじまったことを知ることができる。きっと「異国情緒あふれるみなとまち神戸」をこれまで以上に身近に感じてもらえるだろう。
現在の神戸開港150年ポスタービジュアルにある15個のアイテム※を中心に、それぞれをピックアップしたイベントなどを定期的に開催。さらにその集大成として、9月の秋の食イベントの際には15アイテムの企画展を実施する。

※サッカー、神戸ビーフ、マラソン、ジャズ、コーヒー、洋服、ゴルフ、神戸家具、オリーブ、バナナ、ラムネ、水族館、映画、洋菓子、ボーリング

 

開港150年記念の「 Kobe Love Port ・みなとまつり」

本年は開港150年記念事業として、「海フェスタ神戸」が開催される。神戸港が開港150年を迎える記念すべき年にあわせ、神戸港に集積している海や港の産業や技術、文化を身近に体験し、「みなとまち」であることを再認識できるイベントである。ぜひ参加して、神戸開港150年をともに祝い、海の恩恵を感じてはいかがだろうか。
主なイベントは、記念式典、帆船フェスティバル、開港150年版みなとこうべ海上花火大会、そして「 Kobe Love Port ・みなとまつり」(以下、みなとまつり)などである。
神戸JCが主催するみなとまつりは、神戸のまち・海・港のさらなる発展を願うとともに、市民の皆様に愛されるまつりを目指して、昨年まで15回の開催を重ねてきたまつりである。どのようにしてみなとまつりが始まったかというと、平成14年に神戸を代表するまつりである神戸まつりが7月開催から5月開催に変更されたことに由来する。「神戸のまちに夏まつりがなくなるのは残念だから新しい夏祭りをつくろう」と、神戸JCがまちを盛り上げるため企画し、開催したのがみなとまつりのはじまりなのだ。
国際都市神戸は、海と港を中心に発展を遂げてきた歴史がある。神戸のまちに暮らす私たちは、ぜひこの機会にこの歴史ある海と港をもっと知り、神戸の「みなとまち」を楽しみつくそう。

 

 

 

 

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